Mostly, this is diary.
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泣き寝入りとは。
記憶を遡る。
私は立ち上がれる前の記憶がある。
正確に何才か覚えていない。

母によれば、私は1才でよく会話が出来てよく歩いたという。
それが正しいとして,,,0~1才。
妹が生まれたのは2才の冬だし。
この記憶に妹は存在しない。

言葉が早かったのには理由がある。
たぶん、自分も思う事が伝わらないもどかしさが言葉を覚えるのを早めたと思う。
チョモスキーによれば言葉を知る前に、言葉を知る機構が脳にあるというけど。
もしかして...案外言葉を覚えるのが遅い子供のお母さんは『カユイ所まで手の届く』世話をしてるのかもしれない。
それで子供が覚える必要性を感じないのではないか?

お昼寝の時間だったと思う。
それは午後で寒い時期ではなかったが、夏でもなかった。
私は黄色い畳の和室に寝かされて天井を見てる。
天井の杉板の木目はそれぞれ違う。
今時は杉の木目模様のプリントだから味気ない。

私が着ているのは浴衣。
パステルイエローのやわらかいネル。
浴衣に仕立ててあるのは祖母か誰かの手作りだろうか?
私はよく仰向けになったまま、足先を掴んで遊んでいた。
足をつかむのにも飽きてきたとき、周りを見回すと頭のある方に乾電池を見つけた。

頑張れば手が届かなくもない。
目一杯手を伸ばしてとる。
今度はそれを足と手の指で掴んでいろんな方向に回す。
お気に入りの赤いクマのヌイグルミや他のオモチャと違って、電池の冷たくて重い感触が気に入った。

調子にのっていきおいよく回していたら、いきなり電池が鼻の上に落ちてきた。
ごち。
鈍い音...かなり痛い!!!
単3の乾電池でも鼻の中がツーンときな臭くなった。
周りに誰かいたら八つ当たりで泣いてもいいが誰も居なかった。

医院併用住宅だったので、母は働いていたんだろう。
我慢して鼻を撫でながら涙をにじませて仕方なく寝た。
これが本当の泣き寝入り。
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