Mostly, this is diary.
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鬱蒼とした初夏緑に林立する寺社。
北鎌倉は陶芸をこよなく愛する人の町。
新緑が印象的だった。

コーケジアンと日本の団塊世代の観光客、修学旅行生が多かった。
特に、首都圏も鎌倉も結構フランス人が多かった。

甘露ノ井(かんろのい)があるという、浄智寺も訪れてみた。
大きな岩を背にしたお寺。
江ノ島鎌倉七福神の布袋尊の石像は、親指とお腹が人々の手垢で真っ黒になっていた。
お腹を撫でると御利益があると、立て看板に書いてある。
何も知らないフランス人の家族が無邪気に布袋様の親指を握っている。
お腹に触っておきなさいと教えてあげた。

駅のすぐ脇にある寺は円覚寺。
修学旅行の高校生か中学生がどっと訪れている。
石段に影を落とす、陽光の下の緑の紅葉は美しい。
円覚寺の近くでリスが遊んでいた。
でも可愛らしい姿と裏腹に、栗鼠の鳴き声は野太く興醒めだった。


「あの、すみません。」

振り返るとにこやかに笑う白髪の伯父さんが、手に何やら白いビニール袋を持って立っていた。

「さっきから見ていたんですけど、よかったら一緒に回りませんか。陶芸とか。」

え?
これも一種のナンパなんだろうか...。
年の頃は50歳代だろうか。

「あ、いえ。もう用が済みましたので。これから帰るところです。」

「お墓参りとか?」

「...ええ。」

お墓参りに来たわけじゃない。
そこまで聞くのは余計なお世話だ。
私は伯父さんの方に振り返ることもなく駅の方に歩いていった。

もし逢いたい伯父さんがいるとしたら、君ではないんだ。
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