Mostly, this is diary.
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
「判官びいき」
広辞苑によれば「源義経を薄命な英雄として愛惜し同情すること。転じて弱者に対する第三者の同情やひいき」とある。
源義経に思いを寄せる日本人特有の心情である。
日本人には、悲劇の主人公に強く惹かれる傾向がある。

心情という言葉でひとまとめに表現するならそれも可能と考える。
これって小林一茶の心情に通じる物があるかもしれない。
雀の子を心配したり、月が欲しくって泣く子供をかわいいなと慈しむ心情。
弱い者を応援する。

ただ強い物に惹かれる文化とは違って興味深い。
悲劇自体は古代ギリシアに成立しているし、その後ヨーロッパにおいて継承・発展してることを考えれば、日本人だけが悲劇好きってわけじゃない。
ロミオとジュリエットのように若く弱い2人はもともと弱くあるべきだから、単なる悲劇で論外じゃない。
強くあるべきヒーローが、負けちゃう?!
こんなことってある?

史実が伝えるところは、やっぱりただの悲劇なのかも。
義経は負けるべくして負けた。
強くないのかも。
義経と静御前もロミジュリかも。
それも好きだけど。

吉野山 峰の白雪ふみわけて 入りにし人の跡ぞ恋しき
しづやしづ 賤のをだまき くり返し 昔を今になすよしもがな

すこし悲しいのはいいけど、悲しすぎるのは嫌だな。
好きな人と一緒にいたくないわけはないものね。

スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。