Mostly, this is diary.
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-anoher ending
+もう一つの結末
この『ときそば』、実はもうひとつ結末がありましてね。
私は、生まれも育ちも有名な蕎麦どころの出だって話なんですが。
あ?
もう初めに聞いた?
ええ。左様でございますね。 
フフフ☆

まだあるんですよ、続きが...。 
さっきの話、聞けば誰だって私が無類の蕎麦好きだって思うでしょ?
え、思わない?
いや、もうこれが好きだの嫌いだのってレベルじゃないんですよ。

私、生まれてこのかた蕎麦ってものを食べたことないんです。
厳密にいえば消化したことはないんです。
そう、あの粉を捏ねて切ったやつ。
冗談じゃありません。

蕎麦アレルギーなもんで、蕎麦湯はおろか蕎麦ガラの枕にすら近寄れません。
どうしてわかったって? 
初めは枕だったんです。
蕎麦殻の枕から僅かにこぼれるチリで、呼吸困難に陥りまして。
親は医療関係者なのに。
どう考えてもその時、枕以外呼吸困難の理由がなかったのにもかかわらず無理やり蕎麦殻の枕使わされてましてね。
胸と喉から聞こえるヒュウヒュウいう喘息症状と一晩過ごしました。
子供ってのは切ないですねぇ。
小さいと親の言うことは絶対ですし、弱って動けなければ自分の枕すら取り替えられなかったんですよ。

それからスイトン。
適当に粉を水で練って、茹でて食べる炭水化物。
親は相変わらず私が好き嫌いしてると思って、小麦粉にそば粉混ぜて味噌汁に念入りに混ぜていうんです。
さあ、食べろって。
味噌にまみれていても小麦色ではなく灰色の粉物。
『この間の発作は枕がおかしかったし、どうも蕎麦は体に合わないから食べたくないっていったんです。』
そしたら母親が怒る怒る。
それはもう仁王さまのようでしたよ。
そんな好き嫌いばっかり言って、これを食べなきゃ大きくなれませんよって。
実際、私蕎麦食べなくても、いつも平均身長より遙かに大きかったのですが。
見えていなかったようでして、聞き入れて貰えしたね。

無理矢理そのスイトン食べさせられたら、胃が痙攣起こして吐いて、食道にジンマシンのような物が無数に出ましてね。
スイトンは消化する前に出てってしまいましたよ。
どこいっちゃったんでしょうねぇ。
土に還ったんでしょうか。

祖父母や他の身内に、無理矢理おかしな反応を引き起こす物を食べさせようとする人物は他にいなかったのが不幸中の幸いでしょうか。
結局、北海道で無理矢理担任の先生に蕎麦を食べさせられた蕎麦アレルギーでの死亡報道があるまで、彼女には何度となく同じような目に遭わされました。
私を蕎麦から救ってくれたのは、名前も知らないその子供さんでした。
蕎麦アレルギーで人が死ぬという事実。

まあ、そういうことで時に蕎麦の勘定は知りようもなかったってことなんです。
お後がよろしいようで...。
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