Mostly, this is diary.
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友人のロフトはダウンタウンの中心にあった。
2、3ブロック先には主要な地下鉄駅やバスで3分も移動すれば大きなコンベンションセンターもあった。

ある夜、街に不思議な服装をした人々がどこからともなく大勢現れた。
マントを翻して中世の仮装かと思えば、未来の服装もある。
何故か宇宙人カップルもいる。
ベビーカーの赤ちゃんを押しながら仮装して歩く親子連れもいた。

ロフトに戻って近所の画家に見たままの光景を話すと、全米スターウォーズファンの集いが近くであるのだという。
奇しくもこの日、この近所の画家と友人と私の3人でRoy'sに行くことに約束のある日だった。
私の帰国が6月8日だったことを考えると、2007年5月中~下旬の話だ。


外に出ると黒マントの男が嬉しそうに歩いていく。

「君、どこから?」
画家が気さくに声をかけると男はメイクバッチリの顔で振り向き、

「オハイオさ!」

そんな事もあって、話題に乏しかったはずの私達3人が混み合う金曜のバーカウンター中央で結構話しに花が咲いて(?)いた。

ここで何故か日本人の私達がカリフォルニアロールでなく、握り寿司をの盛り合わせ(サンプラー)ご馳走になった。
これがかなり美味しい?!

「美味しいっ?!」
日本の頑固な寿司職人が握ったものに引けをとらないではないか?!
日本人2人は素直に反省した。
寿司職人や食通に言わせれば何かあるかもしれないけど、私に文句は何もなかった。
スポンサーのおじさんは上機嫌だった。

暫くして友人は都合で先に帰宅する事になった。
酔って上機嫌になった画家は彼女を送り届けると、何故か私と画家のおじさんは同じ場所で飲み直す事になった。
酔っ払いって怖いなー。

外に出ると、仮装行列がチラホラ引き帰してくる。
画家はまた気さくに訪ねる。
「何かあったの?」

「爆弾騒ぎだよ。困ったものさ。」
さして怒りもせず、念入りに着飾った人はおとなしく帰っていった。

テロ以降、人間は爆弾騒ぎに慣れてしまったようだ。
かつてイスラエル人がご飯の最中にCNNでJerusalem(エルサレム)で爆弾テロがあったと報じたのに、ニュースを見もしないでTVの横でもぐもぐ食べるのをやめなかった。
『あの?爆弾テロが首都であったようだよ?』
といったのだが、兵役経験のある彼女はいつものことよ...といってとりあわなかった。

そこまで度胸は座っていなくても、私も画家のおじさんもうなずいていった。
「仕方ないね。」
「まったくだ。」


店に戻るとバーカウンター正面にある小さいテーブルが空いていた。
自分のいる場所から白地に青いチェックの柄のシャツを来たどこかで見たような人がいた。

「ご覧。ジョージ・ルーカスが来ている。」
画家がいった。

「え? まさか。それより変だな。このテーブルと平行な場所にいる..あの人見た事ない?」

「そりゃそうだ。だって彼がジョージ・ルーカスだもん。」
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